
見上げれば
まっさおな青空に
たくさんの薄ピンクの桜たちに
見守れながら・・・
少し涼しく
少しあたたかく
少し心軽やかに
駅へと向かう この時期の
短くて 幸せな 時間

満開の桜の下で
華麗に咲く 花たち
切なく舞う 桜吹雪のように
その時も過ぎ去ってしまう
過ぎ去る前に
大きく 大きく 咲き誇れ

風のささやき
光の微笑み
衣擦れの音と共に
午後のまどろみへ

あたたかな光
やさしい陰の中で
うたた寝しながら 待っている
もう少し、あともう少し
やわらかな風に揺れる緑に出会うまで

目を閉じて
耳を傾けてみると・・・
微かだけど
ゆっくりと・・・
目覚めを知らせる音が聞こえる
明日の自分は
花を咲かせる事が出来るだろうか?
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